2014年05月29日

今日の「花子とアン」

今日の花子とアン…

ダメなんです。わたしこういうのに…

吉平と吉太郎のこのわだかまり…

わたしの父と祖父がこんな感じだったんです。


父と祖父は顔をあわせていたらいつもケンカしてました。
それがたとえお祝いの席でもです。
わたしは子どもの頃は詳しい事情を知らされていなかったので、父と祖父が同席するのがすごくいやでした。

最初はにこやかなんです。
「親父、このたびはどうもどうも」とか言いながらお酒を酌み交わしあってるうちにケンカになる、ように子どものころは見えてました。

あとで母から聞いた話ですが(両親は幼馴染です)
祖父はまともに仕事をしない人だったそうです。
大工だったんですが3日働いては一週間寝ている、そんな人で
祖母は内職をしながらそんな祖父を助けていたらしいです。
父は長男だったので、祖母を助けて進学もせずにがんばっていたそうです。

そんな父と祖父ですから
お酒など飲みながら最初は昔話などしてるうちに
「そういえばあのとき…」と山芋堀を始めるらしいです。
酒がはいってるから容赦ないです。
そのうちにつかみ合いのケンカに…

わたしの入学祝、妹や弟の入学祝、弟が生まれたときのお祝い、お盆や正月、法事での親戚の集まり、どんなときでもこの有様。

一番怖かったのはわたしたち子どもたちの目の前でビール瓶を振り回してしかもそれが割れたとき。
そのときは妹の小学校入学のお祝いだったと思います。
かわいそうにまだ7つにもなっていないお祝いの主役のはずの妹はおびえて泣き出し…ケンカの怒声と妹の鳴き声で最悪のお祝いになりました…

こんなことがしばらく続いたので
今日のこのシーンは身につまされます。
吉太郎が父とかぶって…

思えばわたしはこういう父と子の確執話に弱いです。
「巨人の星」も魔球を編み出すことより星一徹と飛雄馬の関係が気になってしかたなかったし。
今ちょっと世間をさわがせている「美味んぼ」も初期のころの雄山と山岡のやりとりがなんか心に響いていました。

子どもの頃の経験がある意味トラウマだったんでしょうね。
そんなこと書いてるうちにもうすぐ昼の再放送です。
また泣いちゃうのかな…



Posted by がら at 11:37│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
今日の「花子とアン」
    コメント(0)